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2013年5月11日土曜日

【過去の"どうなん?"】「崖の上のポニョ」は、鞆の浦が「舞台」か?


広島県が作成した、観光キャンペーンのHP。

おしい広島県

この中に、「鞆の浦」の記述があります。

しかし、この中に、若干、正確でない記述があります。

HPの中では、「鞆の浦」を、

「国民的アニメの舞台になったとも・・」

とあります。

福山市民からすると、こういう表現は、

気持ち的には十分あり得るし

作者である宮崎駿氏に、「“舞台”です」と「言ってほしかった・・・」

という気持ちをお持ちの福山市民は多いと思います。

正直、わたしもそう思っています。

しかし、私が確認した限りでは、
「舞台」という表現は、作者自身は一度も使っていないはずです。

作者は、「インスピレーションを受けた(旨)」という言い方をしています。

そういう意味では、「おしい」という表現は、ぴったりです!!

しかし、これを「舞台」と言い切ると、
作者の意図とは、若干ずれるとおもいます。

この「インスピレーションを受けた」という言葉は、
クリエイティブなお仕事をする人間からすると、

非常に‘ポジティブ’な言葉です。
「舞台」という言葉より、

より「神聖」な言葉です。

私たちは、
作者があえて、「インスピレーション」というコトバを使った真意を、
理解すべきです。

「鞆の浦で、作品のインスピレーションをうけた。」

これが、事実であり、作者の意図に完全に沿った表現だと思います。

(ふくやまひろし)






「崖の上のポニョ」関連ニュース(YOMIURI ONLINEより)

「崖の上のポニョ」は「鞆の浦」が‘舞台’か?2


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