それは、今の女性に、「“妊娠・出産”をしたくない」という価値観がだんだんと広まっているのです。
また、治療をしても“妊娠”できない(医学上の問題)、というケースも増えています。(このケースでは、男性の側にも問題がある場合があります)
私の身の回りにも、妊娠・出産をしていない女性がかなりみうけられます。彼女たちには彼女たちの“理由”があるみたいです。
しかしそういう「“妊娠・出産”をしたくない(できない)」女性に対して、
男性の側が、
「早く結婚しろ」とか、
「早く妊娠しないと、卵子が老化するよ・・・」とか、
「早く出産しないと、リスクが高まるよ・・・」とか、
アドバイスするのは、身内ならともかく、赤の他人がとやかくいう権利はありません。
これが、今回の“都議会でのヤジ”の本質です。
妊娠・出産しない(できない)女性に対して、「キミが早く結婚した方がいいんじゃないか・・」(旨)といっておいて、「悪気はなかった・・・」と。
発言者は、
「女性議員が、個人的な選択として、『“妊娠・出産”をしたくない』という決断をしていたとしたら、“女性”ではない」とでも、言いたいのでしょうか?
そこのところが、今回の発言の根幹だと、(ひろし)は思います。
(以前、「女性は子どもを産むきかい」(旨)と発言した政治家が問題になりましたが、それと根っこは同じです)
(つづく)
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